
「スマホを乗り換えたいけど、違約金がかかるんじゃ…」「2年縛りの途中で解約したら損するよね?」
その心配、もう不要です。2022年に電気通信事業法が改正されて、大手キャリアの違約金(解約金)は完全に廃止されました。いつ解約しても0円です。この記事ではその背景と、乗り換え時に実際にかかる費用を整理していきます。
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違約金が廃止された経緯
かつてはドコモ・au・ソフトバンクともに「2年定期契約」というプランがあって、更新月以外に解約すると10,450円の違約金がかかっていました。これが乗り換えのハードルになっていたのです。
しかし総務省が「携帯電話の乗り換えを促進する」方針を打ち出して、段階的に規制が進みました。
2019年10月:違約金の上限が1,100円に引き下げ
2021年10月:大手キャリアが2年定期契約プランの新規受付を終了
2022年4月:既存の2年定期契約も含めて違約金を完全廃止
総務省の携帯電話ポータルサイトにもこの経緯が詳しく書かれています。
今の乗り換えにかかる費用は?
違約金はなくなりましたが、乗り換え時に全くの0円というわけではない場合もあります。実際にかかる可能性がある費用を整理していきます。
①MNP転出手数料:0円
以前は3,300円かかっていたMNP転出手数料も、2021年4月以降無料になりました。どのキャリアから転出しても0円です。
②乗り換え先の契約事務手数料:0〜3,850円
乗り換え先のキャリアで契約事務手数料がかかることがあります。大手キャリアだと3,300〜3,850円が一般的です。ただしオンライン申し込みなら無料になるケースも多く、ahamoやLINEMOは事務手数料が0円です。
③端末の残債:要確認
これが一番見落としがちなポイントです。スマホを分割払いで購入していて、まだ支払いが残っている場合は残債が発生します。乗り換えても分割払いはそのまま続くため、毎月の支払いが二重になることがあります。
ただし「残債があるから乗り換えできない」というわけではありません。残債はそのまま引き続き払えばいいだけです。一括精算も選択できます。
④端末購入プログラムの返却
キャリアの端末購入プログラム(スマホおかえしプログラムなど)を利用している方は、返却期限と条件を確認しておきましょう。プログラムの特典を受けるには端末を返却する必要があるため、乗り換え前に返却手続きをするのがベストです。
格安SIMの違約金はどうなってる?
大手キャリアだけでなく、格安SIM(MVNO)も違約金の状況を確認しておきましょう。
主要な格安SIMの状況:
・ahamo:違約金なし、最低利用期間なし
・UQモバイル:違約金なし
・ワイモバイル:違約金なし
・楽天モバイル:違約金なし、最低利用期間なし
・LINEMO:違約金なし
・povo:違約金なし
・mineo:違約金なし(2022年4月以降の契約)
・IIJmio:違約金なし(2022年4月以降の契約)
ほとんどの格安SIMが違約金なしになっています。ごく一部の小規模MVNOでは最低利用期間が設定されていることもあるため、契約前に確認してください。
違約金がゼロになった今、乗り換えのハードルはかなり下がっています。乗り換えと同時に新しいスマホに切り替えるなら、ケースやフィルムなど必要なアイテムも一緒に揃えておくとスムーズです。
乗り換えのベストタイミング
違約金がなくなったとはいえ、乗り換えにベストなタイミングはあります。
月末がおすすめ:元のキャリアの料金は日割りにならないことが多いです。月初に解約すると丸々1ヶ月分の料金がかかってもったいないため、月末に乗り換えるのがお得です。
キャンペーン時期を狙う:3〜4月の新生活シーズン、年末年始はMNP向けキャンペーンが充実します。端末割引やポイント還元が大きくなることが多いです。
端末の支払いが終わったタイミング:残債がなければ乗り換え時の負担が少なくなります。分割払いの残額はマイページで確認できます。乗り換え時のキャッシュバック情報は以下の記事でまとめています。

乗り換えと同時に揃えておくと後悔しないアイテムはこちら。



💡 乗り換えと同時にスマホの機種変更をお考えなら、格安SIMで使えるSIMフリースマホも候補に入れてみてください。予算別におすすめの端末を整理しているので、コストを抑えたい方の参考になります。



乗り換え前にやっておくこと
・キャリアメールの代替を用意:GmailやYahoo!メールに切り替えておきましょう。各種サービスの登録メールアドレスも変更しておくことをおすすめします。
・キャリア決済の解除:キャリア決済で支払っているサブスクがあれば、クレジットカード払いに変更しておきましょう。
・ポイントの消化:dポイント・Pontaポイント・PayPayポイントなど、キャリアのポイントが溜まっていれば使い切っておきましょう。ただしポイントは乗り換え後も使える場合が多いです。
・残債の確認:マイページで端末の残り支払額をチェックしましょう。
国民生活センター(www.kokusen.go.jp・サイト終了)でも携帯電話の乗り換えに関するトラブル情報が公開されているため、事前に目を通しておくと安心です。


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まとめ:違約金はもう過去の話。自由に乗り換えよう
スマホの違約金は完全に廃止されて、MNP転出手数料も無料です。「2年縛り」という概念はもう存在しません。乗り換えにかかる費用は実質的に乗り換え先の事務手数料(0〜3,850円)くらいです。
毎月の通信費が高いと感じているなら、今すぐ乗り換えを検討してみてください。違約金の心配はゼロですので、気になったキャリアがあればいつでも乗り換えOKです。月々数千円の節約が積み重なれば、年間で数万円も浮きます。MNPの具体的な手順は以下の記事で詳しく解説しています。



乗り換えの費用をトータルで見積もるコツ
違約金が廃止された現在、乗り換えで実際にかかるのは主に乗り換え先の事務手数料と端末の残債くらいです。オンライン申し込みを選べば事務手数料が無料になるケースも多く、負担はさらに小さくできます。
「乗り換え=お金がかかる」というイメージは、かつての2年縛りと高額な違約金が原因でした。今はその仕組み自体がなくなっているため、気になったタイミングでいつでも乗り換えられる時代になっています。むしろ高い通信費を払い続けるほうが、長い目で見ると損をしてしまうことも少なくありません。
費用を正しく見積もるコツは、月々の節約額と初期費用を並べて比べることです。たとえば乗り換えで毎月数千円安くなるなら、事務手数料が多少かかったとしても数か月で元が取れる計算になります。年間でいくら変わるかを一度計算してみると、判断がぐっとしやすくなります。機種変更でデータを引き継ぐなら、事前に必要なアイテムを押さえておくのが安心です。
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残債があるときの考え方
乗り換えで一番見落とされやすいのが端末の残債です。分割払いの途中で乗り換えても、残りの支払いはそのまま続くだけで、乗り換えができなくなるわけではありません。毎月コツコツ払い続けるか、一括で精算するかを選べます。
端末購入プログラムを利用している場合は、返却期限や条件を必ず確認しましょう。特典を受けるには端末の返却が必要なことがあり、期限を過ぎると想定より負担が増える場合があります。
残債の残額は各キャリアの会員ページから確認できます。乗り換え前にこの金額をチェックしておけば、「思ったより費用がかかった」という後悔を防げます。支払いが終わるタイミングに合わせて乗り換えれば、初期負担を最小限にできます。
乗り換えのタイミングで端末も新しくするなら、SIMフリースマホという選択肢もあります。キャリアに縛られず自由に選べるため、予算に合わせて最適な一台を見つけましょう。
違約金・乗り換え費用に関するよくある質問
本当にどのキャリアも違約金は0円ですか?
大手キャリアの2年定期契約にともなう解約金は廃止されています。ごく一部の小規模な事業者では最低利用期間が残っている場合があるため、契約前に条件を確認しておくと確実です。
乗り換えると今のデータや連絡先は消えますか?
回線を乗り換えても、スマホ本体に保存されたデータは消えません。機種も一緒に変える場合はデータ移行が必要になりますが、番号や写真は引き継げます。
乗り換えに一番良い時期はありますか?
元の回線の料金が日割りにならないことが多いため、月末寄りに乗り換えると無駄が出にくいです。また、新生活シーズンなどはキャンペーンが充実しやすい傾向があります。
キャリアメールは使えなくなりますか?
乗り換えるとキャリアメールは基本的に使えなくなります。有料で持ち運べるサービスもありますが、この機会にフリーメールへ切り替えておくと、今後の乗り換えも楽になります。
手続きは自分でもできますか?
オンラインの案内に沿って進めれば自分でも手続きできます。不安な場合はチャットサポートを利用したり、店舗のあるサービスを選んだりすると安心です。


💡 乗り換えで機種も変わる場合は、旧端末から新端末へのデータ移行が発生します。ケーブルやアダプタなど必要なアイテムを事前に揃えておくと、当日スムーズに作業が進みます。



💡 乗り換えのタイミングで古いスマホが不要になったら、買取に出して次の端末代に充てるのも賢い方法です。査定の流れや高額買取のコツを知っておくと、想定以上の金額になることもあります。



乗り換えを迷っている人への後押し
「手続きが面倒そう」という理由で乗り換えをためらう人は多いですが、実際にはオンラインで完結でき、思っているより簡単に済みます。番号もそのまま引き継げますし、違約金の心配もありません。むしろ、高い通信費を払い続けることのほうが、長い目で見れば大きな損失につながります。
乗り換え前には、今の月額と乗り換え後の月額を並べて比べてみましょう。差額に12を掛ければ年間の節約額が見えてきます。この数字を実感すると、「面倒だから」という理由で先延ばしにするのがもったいなく感じられるはずです。
手続きに不安がある方は、チャットサポートや店舗のあるサービスを選べば、分からないことをその場で聞きながら進められます。自分に合ったサポート体制のあるサービスを選ぶことで、乗り換えのハードルはさらに下げられます。
補足として、乗り換えの際はキャリア決済やポイントの扱いも忘れずに確認しておきましょう。キャリア決済で支払っているサービスがあれば支払い方法を変更し、貯まっているポイントは使い道を確認しておくと安心です。こうした細かい準備を先に済ませておくことで、乗り換え後に慌てることなくスムーズに新しい環境へ移れます。事前のひと手間が、トラブルのない乗り換えにつながります。
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