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「0SIM」はもう使えない?無料格安SIMの現状を解説
かつて「月額0円で使える格安SIM」として話題になった0SIM(ゼロシム)。月500MB未満のデータ通信なら基本料金が無料という画期的なサービスでしたが、残念ながらすでにサービスを終了しています。
「無料で格安SIMを使いたい」「サブ回線として維持費ゼロで持っておきたい」という方は多いと思いますが、記事執筆時点で完全無料で使い続けられるサービスはほぼありません。
この記事では、0SIMが終了した理由と、現在でも基本料金0円に近い条件で使える格安SIM・代替サービスについて詳しく解説します。

0SIMとは何だったのか?サービスの概要と終了の経緯
0SIMのサービス内容
0SIMは、nuroモバイル(ソニーネットワークコミュニケーションズ)が提供していた格安SIMサービスです。最大の特徴は以下のとおりでした。
| SIMタイプ | 月500MB未満の料金 | 500MB〜2GB |
|---|---|---|
| データSIM | 0円 | 100MBごとに100円(税抜) |
| 音声通話SIM | 700円(税抜) | 100MBごとに100円(税抜) |
データSIMなら月500MB未満の利用で完全無料という、当時としては非常にインパクトのあるプランでした。
なぜ0SIMは終了したのか
0SIMが終了した最大の理由は、ほとんどのユーザーが無料範囲内でしか利用しなかったためです。データSIMの契約者の大半が月500MB未満の利用にとどまり、有料プランへの移行がほとんど発生しませんでした。
結果として、0SIMは赤字事業となり、サービス開始から約4年半後にサービスを終了しました。
「無料で使い放題」のサービスは、運営側のコストを回収できないため長期的に持続しにくいビジネスモデルです。0SIMの終了はその典型的な例といえます。
記事執筆時点で基本料0円に近い格安SIM
完全に無料で使い続けられる格安SIMはほぼなくなりましたが、基本料金が0円または0円に近い条件で利用できるサービスはいくつか存在します。
povo2.0(KDDI)
povo2.0は、KDDIが提供する基本料金0円のプランです。必要なときにデータ容量や通話オプションを「トッピング」として購入する仕組みになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本料金 | 0円 |
| トッピングなしの通信速度 | 最大128kbps |
| 回線 | au回線(4G/5G対応) |
| 最安トッピング | データ使い放題(24時間) 330円 |
povo2.0は基本料0円ですが、180日間有料トッピングの購入がなく、かつ期間内の通話料・SMS送信料の合計が660円(税込)を超えていない場合、利用停止→自動解約となります。完全に「ずっと0円」で維持し続けることはできない点に注意してください。
半年に一度、最安のトッピング(記事執筆時点で250円程度)を購入すれば維持できるため、年間約500円でau回線のサブ回線を持てるのは大きなメリットです。
楽天モバイル
楽天モバイルのRakuten最強プランは使った分だけ支払う従量制です。
- 3GBまで:1,078円(税込)
- 20GBまで:2,178円(税込)
- 20GB超(無制限):3,278円(税込)
完全0円ではありませんが、データをほとんど使わなくても最低1,078円かかります。以前あった0円プランは廃止されています。
日本通信SIM 合理的プラン
日本通信SIMの合理的シンプル290プランは月額290円(税込)で1GBが使えます。0円ではありませんが、格安SIMの中でも最安クラスの月額料金です。

povo以外のオンライン専用プランも気になる方は、LINEMO・ahamoとの違いを比較してみると自分に合ったサービスが見つかる。
0円SIMの代わりに検討したいサブ回線の活用法
サブ回線を持つメリット
メイン回線とは別にサブ回線を持っておくことで、以下のようなメリットがあります。
- 通信障害時のバックアップ:メイン回線が使えなくなったときの代替手段
- 電話番号の使い分け:仕事用とプライベート用を分離
- 海外渡航時の予備回線:現地SIMとの併用
- データ容量の補完:メイン回線のギガが足りないときの補助
デュアルSIM対応スマホならSIM2枚持ちも簡単
最近のスマホはデュアルSIM(物理SIM+eSIM、またはeSIM×2)に対応している機種が多くなっています。1台のスマホに2つの回線を入れられるため、端末を2台持つ必要がありません。
iPhoneではXS以降、Androidでも多くの機種がデュアルSIMに対応しているため、メイン回線+低コストサブ回線の組み合わせが手軽に実現できます。
💡 格安SIMへの乗り換えを検討しているなら、SIMフリースマホも一緒に選んでおくと端末コストも大幅に抑えられます。予算別のおすすめ機種をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

0円に近い格安SIMを選ぶときの注意点
自動解約条件を確認する
povo2.0のように、一定期間利用がないと自動解約されるサービスもあります。契約前に解約条件や維持するための最低条件を必ず確認してください。
通信速度の制限を理解する
基本料0円のプランは、データ通信速度に大きな制限がかかっていることが一般的です。povo2.0の場合、トッピングなしでは最大128kbpsと、Webページの表示にも時間がかかるレベルです。
初期費用・解約費用を確認する
月額料金が安くても、初期事務手数料が3,300円かかるケースがあります。また、短期解約でペナルティが発生するサービスもあるため、総合的なコストで判断することが大切です。


そもそも大手キャリアと格安SIMのどちらが自分に合っているか迷っている方は、両者の違いを総合的に比較した記事も参考にしてほしい。
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よくある質問(Q&A)
Q. 0SIMに代わる完全無料の格安SIMはある?
記事執筆時点で、完全無料で無期限に使い続けられる格安SIMは実質的にありません。povo2.0が基本料0円で最も近い存在ですが、180日ごとにトッピング購入(最安250円程度)が必要です。
Q. povo2.0の180日ルールはどうやって管理すればいい?
povo2.0アプリで最後のトッピング購入日を確認できます。スマホのカレンダーに「次回トッピング購入期限」をリマインダー設定しておくと安心です。
Q. 無料Wi-Fiだけで過ごすのはダメなの?
無料Wi-Fiのみでの生活は不可能ではありませんが、緊急時の連絡手段がなくなるリスクがあります。特に災害時や緊急通報(110番・119番)が必要な場面を考えると、最低限の回線は維持しておくことをおすすめします。
Q. プリペイドSIMという選択肢はある?
プリペイドSIMは使い切り型のため、月額費用はかかりません。ただし、電話番号の維持ができない商品が多く、1GBあたりのコストも割高になりがちです。一時的な利用には向いていますが、長期的なサブ回線には不向きです。
まとめ:0SIM亡き後、低コストでサブ回線を持つならpovo2.0
- 0SIMはサービス終了済み。完全無料の格安SIMは記事執筆時点でほぼ存在しない
- povo2.0は基本料0円だが、180日に1回のトッピング購入が必要(年間約500円)
- 日本通信SIMの合理的シンプル290なら月額290円で1GB使える
- サブ回線として持つなら、デュアルSIM対応スマホ+povo2.0が最もコスパが良い
- 契約前に自動解約条件と通信速度の制限を必ず確認すること
0SIMのような完全無料サービスはもう存在しませんが、年間500円程度の出費でサブ回線を維持する方法はあります。通信障害時のバックアップとして、低コストのサブ回線を一つ持っておくと安心です。


サブ回線としてpovoを持つなら、デュアルSIMの設定方法や活用術もあわせてチェックしておこう。
💡 サブ回線の契約と同時に、充電まわりのグッズも見直しておくと日々の使い勝手がぐっと良くなります。ワイヤレス充電器やケーブルなど、おすすめアイテムをまとめた記事もご覧ください。



過去に存在した0円系サービスの歴史
0SIM以外にも、過去には基本料金が0円または非常に安価な格安SIMがいくつか存在していました。
| サービス名 | 内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 0SIM(nuroモバイル) | 月500MB未満なら0円 | サービス終了 |
| 楽天モバイル 0円プラン | 月1GB未満なら0円 | プラン廃止(最低1,078円) |
| DTI SIM | 半年間データ通信無料キャンペーン | キャンペーン終了 |
これらのサービスが次々と終了・変更されたことからもわかるように、完全無料モデルは通信事業において持続が困難です。
最低コストで回線を維持するための具体的な計算
サブ回線を最低コストで維持したい場合の年間費用を比較してみましょう。
| サービス | 月額(税込) | 年間コスト |
|---|---|---|
| povo2.0 | 実質0円(半年ごとに250円) | 約500円 |
| 日本通信SIM 合理的290 | 290円 | 3,480円 |
| IIJmio(2GB) | 850円 | 10,200円 |
| LINEMO ミニプラン | 990円 | 11,880円 |
コストだけで見ればpovo2.0が圧倒的に安いですが、トッピングなしでは128kbpsの低速通信しかできません。日常的にデータ通信を使いたい場合は、日本通信SIMの290円プランが最もバランスが良い選択肢です。
💡 格安SIMへの乗り換えをきっかけに、スマホ周辺グッズも一新してみてはいかがでしょうか。ケースやフィルムなど、乗り換え時に一緒に揃えておくと便利なアイテムをまとめています。



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