海外旅行や出張でスマホを使いたいとき、もっとも手軽なのがキャリアの海外ローミングサービスです。SIMの差し替えや専用アプリのインストールが不要で、いつものスマホをそのまま海外で使えるのが大きな魅力。
ただし、キャリアによって料金体系がまったく異なるため、何も調べずに使うと思わぬ高額請求になることもあります。この記事ではドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアに加え、ahamo・LINEMO・楽天モバイルなどの格安プランの海外ローミング料金を徹底比較します。

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大手3キャリアの海外ローミング料金比較
ドコモ「世界そのままギガ」
ドコモの「世界そのままギガ」は、24時間980円で日本で契約中のプランのデータ量をそのまま海外で使える定額サービス。200以上の国・地域に対応しており、1時間200円の短時間プランも用意されています。
さらに「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」の契約者は、月間最大30GBまで1回の渡航につき15日間追加料金なしで使える特典があります。ドコモユーザーでこれらのプランに入っている人にとっては、非常にお得な選択肢です。申し込みはMy docomoアプリから簡単に行えます。
au「海外放題」
auの「海外放題」はデータ無制限の海外ローミングサービス。事前予約(予約割)を利用すると、韓国・アメリカ・台湾・タイなどの対象国では24時間800円、その他の地域では24時間1,000円で利用可能。予約なしの場合は24時間1,200円となります。
データ容量の制限がないので、現地で動画を見たり地図アプリを多用したりしても容量切れの心配がありません。旅行中にSNSに写真をたくさんアップしたい人にもぴったりです。ただし通話料は別途かかるため、電話をよく使う人は注意が必要。
ソフトバンク「海外あんしん定額」
ソフトバンクの「海外あんしん定額」は、24時間あたりデータ無制限で980円の定額サービス(10GB超は最大4.5Mbpsに速度制限)。1日〜31日まで1日単位で選択できる柔軟なプラン設計になっています。
24時間あたり10GBを超えると速度が最大4.5Mbpsに制限されるが、通常利用には十分な速度です。なお、ソフトバンクは条件を満たすと15日間の海外ローミングが無料になるキャンペーンも実施しているため、出発前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
- ドコモ:24時間980円(MAXプランなら15日間無料特典あり)
- au:24時間800円〜(予約割・データ無制限)
- ソフトバンク:24時間980円(データ無制限・1日単位で選択可能)

格安プラン・格安SIMの海外ローミング
ahamo
ahamoは追加料金なしで海外データ通信が使えます。月間30GBのデータ容量を国内・海外で共有する形で、91の国と地域に対応しています。ただし15日間を超えて海外で利用すると速度制限(128kbps)がかかります。短期の海外旅行なら追加コストゼロで使えるのは大きなメリットです。大盛りオプション(100GB/月額1,980円追加)を付けていれば、海外でもたっぷりデータを使えます。
楽天モバイル
楽天モバイルは毎月2GBまで海外でのデータ通信が無料。2GBを超えた分は1GBあたり500円で追加チャージが可能。73の国と地域に対応しています。短い旅行で最低限の通信ができれば良いという人には十分なプランです。なお、Rakuten Linkアプリを使えば海外から日本への通話も無料になるため、通話コストを気にせず使えるのも魅力。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクの「海外あんしん定額」を利用可能。ソフトバンクと同じ24時間980円/3GBの定額プランが使えます。LINEのデータ通信はカウントフリーですが、これは国内利用時のみ。海外ではLINEも通常のデータ容量から消費されるので注意しましょう。
povo
povoは記事執筆時点では海外ローミングのデータ通信サービスが限定的。音声通話とSMSのローミングには対応しているが、データ通信のローミングプランは充実していません。海外利用がメインの場合は別の選択肢を検討したほうがよいでしょう。
海外ローミングとeSIMの料金差はどのくらい?
たとえば韓国に3日間滞在する場合を想定して比較してみましょう。
ドコモの世界そのままギガなら980円×3日=2,940円。auの海外放題(予約割)なら800円×3日=2,400円。ahamoなら追加料金なしの0円(ただし月間30GBの範囲内)。一方、eSIMサービスのAiraloなら韓国向け3GB/7日プランが約1,200円程度で購入できます。
ahamoが追加料金ゼロで最安ですが、短期旅行でもeSIMは大手ローミングの半額以下になるケースが多いです。ただしeSIMは設定の手間がかかるため、手軽さを優先するならローミング、コストを優先するならeSIMという使い分けが現実的です。
💡 海外ローミングを使うなら、対応するSIMフリースマホを持っておくと選択肢が広がります。予算別におすすめ端末をまとめていますので参考にしてみてください。



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海外ローミング利用時の注意点
- 海外ローミングの定額対象外のエリアではパケット通信料が従量課金になる場合がある
- 音声通話やSMSは定額の対象外。通話料は着信側にもかかることがある
- データローミングの設定をONにしないと使えない(出発前に確認)
- 時差の関係で「24時間」の起算タイミングに注意
- 船内や機内のWi-Fiは海外ローミングとは別料金
とくに通話料は見落としがちなポイント。海外から日本への通話は1分あたり100円〜200円程度かかることが多いため、長時間の通話はLINE通話やFaceTimeなどのインターネット通話アプリを活用するのが賢い節約法です。着信にも料金がかかるキャリアがあるため、不要な着信は留守番電話に任せてしまうのも手です。
💡 海外ではコンセントの形状や電圧が日本と異なる国が多く、充電トラブルが起きがちです。渡航前にモバイルバッテリーや変換プラグを準備しておきましょう。



💡 海外でスマホを乗り換える予定がある方は、SIMカードの入れ替えに必要なピンや保護ケースなど、準備しておくと便利なグッズがあります。



よくある質問(Q&A)
Q. 海外ローミングは事前申し込みが必要?
キャリアによって異なります。ドコモの「世界そのままギガ」はMy docomoやアプリから事前に申し込む形。auの「海外放題」は事前予約で割引になります。ソフトバンクの「海外あんしん定額」は専用サイトから手続きします。いずれも出発前に設定を済ませておくのがおすすめです。
Q. 海外ローミング中に高額請求を防ぐ方法は?
定額プランに加入したうえで、データローミングのON/OFFをこまめに管理するのが基本。使わないときはデータローミングをOFFにしておけば、意図しないデータ通信を防げます。また、各キャリアのアプリでデータ使用量をリアルタイムで確認できるので、上限に近づいたらWi-Fiに切り替えましょう。
Q. 格安SIMでも海外で電話を受けられる?
多くの格安SIMは音声通話のローミングに対応しているため、着信自体は可能。ただしデータ通信のローミングに対応していない場合もあるので、契約中のMVNOのサービス内容を事前に確認しておきましょう。
Q. 海外ローミングの開始・停止タイミングはいつ?
多くのキャリアでは、海外でデータローミングをONにした時点から24時間のカウントが始まる。つまり夜中にONにしてしまうと、翌日の夜中まで1日分の料金がかかります。到着してすぐ必要でなければ、朝ONにして翌朝まで使うのが効率的です。
Q. ahamoの海外ローミングは電話も無料?
ahamoの海外ローミングで無料なのはデータ通信のみ。音声通話は海外での発信・着信ともに別途料金がかかります。海外から日本への通話は1分あたり125円程度(渡航先による)。通話はLINE通話やFaceTimeなどのアプリを活用するのがおすすめです。
Q. 海外ローミング中もLINEは使える?
データ通信が使える状態であればLINEは問題なく使えます。テキストメッセージ、音声通話、ビデオ通話いずれも利用可能です。ただしLINEMOの「ギガフリー」(LINEのデータ消費がカウントされない特典)は海外ローミング中は対象外になるので注意。
まとめ
海外ローミングは「いつものスマホをそのまま使える」という手軽さが最大のメリット。料金面ではauの予約割やahamoの追加料金なしプランがお得ですが、コスト重視ならeSIMサービスの利用も検討してください。
自分の渡航先・滞在日数・データ使用量を考慮して、最適なプランを選びましょう。出発前にしっかり比較しておけば、旅先で通信費を気にせず過ごせるはずです。
参考リンク:海外ローミングのおすすめは?キャリア別プラン徹底比較(trifa)
参考リンク:海外データローミング比較(価格.com)
参考リンク:海外ローミングを使える格安SIMを比較(Selectra)
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