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格安SIMは海外でも使えるの?
海外旅行や出張のとき、「いつものスマホをそのまま使いたい」と思ったことはないでしょうか。実は、格安SIMの中にも海外データ通信に対応しているサービスがいくつもあります。
ただし、すべての格安SIMが海外で使えるわけではありません。対応エリアやデータ容量、追加料金の有無はサービスによって大きく異なるため、事前にしっかり比較しておくことが大切です。
この記事では、海外利用に対応しているおすすめの格安SIM・キャリアプランを徹底比較し、選び方のポイントや注意点をわかりやすく解説していく。

海外で使えるおすすめ格安SIM・キャリアプランを比較
海外データ通信に対応している主要なサービスを比較してみましょう。それぞれ料金体系や使えるデータ量が異なるため、自分の渡航先や滞在日数に合ったものを選ぶのがポイントです。
ahamo(アハモ)
ahamoは海外91の国・地域で追加料金なしでデータ通信が利用できます。月間20GBのデータ容量をそのまま海外で使えるため、短期の海外旅行なら追加費用を気にせず利用できるのが最大のメリットです。日本人の渡航先の約98%をカバーしているので、主要な旅行先であればほぼ対応しています。
ただし、海外での利用が15日を超えると通信速度が制限される点には注意が必要です。2週間以内の旅行や出張であれば、最も手軽に使えるサービスといえます。
- 月額料金:2,970円(税込)
- 海外データ容量:20GB(国内と共用)
- 対応エリア:91の国・地域
- 追加手続き:不要
- 注意点:15日超の連続利用で速度制限
楽天モバイル
楽天モバイルは申込不要・追加料金なしで海外70以上の国・地域でデータ通信が可能です。毎月2GBまでは追加料金なしで利用でき、2GBを超えた場合は1GBあたり500円でチャージできます。
2GBは地図アプリやSNSの確認程度なら十分な容量だが、動画視聴や大量のデータ通信をする場合は足りなくなる可能性があります。短期滞在で最低限の通信ができればOKという方に向いています。
- 月額料金:1,078円〜3,278円(税込・段階制)
- 海外データ容量:2GB(無料分)
- 対応エリア:70以上の国・地域
- 追加手続き:不要
- 超過時:1GBあたり500円でチャージ可能

povo(ポヴォ)
povoは基本料金0円のプランで、必要な時にトッピング(オプション)を追加する仕組みです。海外利用の場合は「海外データトッピング」を購入することで、渡航先ごとに最適なプランを選べる。
渡航先・期間・データ容量ごとに細かくプランが分かれているのが特徴で、たとえばアジア圏なら0.5GBで640円(24時間)から利用可能です。必要な分だけ購入できるため、無駄が少ない。
- 基本料金:0円
- 海外データ:トッピング制(渡航先により異なる)
- 購入方法:povoアプリから
ワイモバイル
ワイモバイルは「海外あんしん定額」というサービスを提供しており、対象の国・地域で定額でデータ通信が利用できます。24時間プランと72時間プランがあり、短期滞在に向いています。
- 24時間プラン:980円(税込)
- 72時間プラン:2,940円(税込)
- データ容量:無制限(一部制限あり)
UQモバイル
UQモバイルは「世界データ定額」に対応しており、490円/24時間からデータ通信が可能です。au回線を利用しているため、対応エリアが約150の国・地域と広いのが特徴です。事前予約で料金が割引になるケースもあります。
- 追加料金なしで使いたいなら → ahamo・楽天モバイル
- 必要な分だけ買いたいなら → povo
- 対応エリアの広さ重視なら → UQモバイル
- 短期滞在で定額がいいなら → ワイモバイル
海外利用する格安SIMの選び方
海外で使う格安SIMを選ぶとき、チェックすべきポイントは主に5つある。
渡航先が対応エリアに含まれているか
サービスによって対応している国・地域が異なります。渡航先が対応エリアに含まれていなければそもそも使えないため、申し込み前に必ず対応エリアを確認しましょう。
データ容量は足りるか
地図アプリやSNSの閲覧程度なら1日あたり500MB〜1GBで十分だが、動画視聴やビデオ通話をするなら1日あたり2GB以上は欲しい。滞在日数から必要なデータ量を逆算しておきましょう。
追加料金の有無
ahamoや楽天モバイルのように追加料金なしで使えるサービスと、povoやワイモバイルのように都度購入が必要なサービスがあります。渡航頻度が高い人は、月額プランに含まれているサービスのほうがお得になることが多いです。
利用日数の制限
ahamoのように15日を超えると速度制限がかかるサービスもあります。長期滞在の場合は、現地SIMやeSIMの併用も検討しましょう。
通話料金
海外でのデータ通信に対応していても、音声通話は別料金になるケースがほとんどです。国際通話は高額になりやすいため、LINEやZoomなどのインターネット通話を活用するのがおすすめです。

格安SIMへの乗り換えと一緒に準備しておきたいグッズもまとめてチェックしましょう。
格安SIMの海外利用とeSIM・現地SIMの違い
海外でスマホを使う方法は、格安SIMの海外ローミングだけではありません。eSIMや現地SIMを使う方法もあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
格安SIMの海外ローミング
いつもの電話番号をそのまま使えるのが最大のメリットです。設定も簡単で、対応サービスならSIMの差し替えなしで海外でもすぐに使える。ただし、データ容量や利用日数に制限があるケースが多いです。
海外eSIM
渡航前にオンラインで購入・設定しておけば、空港に着いた瞬間からインターネットが使える。SIMカードの差し替えが不要で、QRコードを読み込むだけで開通する手軽さが魅力です。Airalo、Holafly、トリファなどのサービスが人気を集めています。
現地SIM
渡航先の空港や街中のショップでSIMカードを購入する方法です。現地の通信事業者の回線を直接使えるため、通信速度が安定しやすいメリットがあります。ただし、購入時にパスポートの提示が必要な国もあり、言語の壁もあります。
eSIMを使うにはeSIM対応のスマホが必要です。iPhone XS以降、Google Pixel 4以降など比較的新しい機種であれば対応しているが、事前に自分のスマホが対応しているか確認しておきましょう。
格安SIMに合わせるならSIMフリー端末がおすすめ。予算別にまとめたガイドを見てみてね。
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海外利用時に注意すべきポイント
海外で格安SIMを使うときに、知っておくべき注意点をまとめた。
データローミングの設定を確認する
海外でデータ通信を使うには、スマホの「データローミング」設定をオンにする必要があります。iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」から設定可能です。
高額請求に注意
海外ローミングに対応していない格安SIMで、うっかりデータローミングをオンにしてしまうと、従量課金で高額な請求が発生する可能性があります。渡航前に自分の契約内容を必ず確認しましょう。
Wi-Fiスポットの活用
ホテルやカフェなどの無料Wi-Fiを活用すれば、データ容量を節約できます。ただし、セキュリティ面のリスクがあるため、VPNの利用を検討するのもよいでしょう。
時差による課金タイミング
24時間単位の定額プランは、日本時間で計算されるサービスと現地時間で計算されるサービスがあります。課金タイミングを把握しておかないと、想定より早くプランが切れることがあるので注意しましょう。

よくある質問(Q&A)
Q. 格安SIMの海外ローミングとポケットWi-Fiはどちらがいい?
1人での短期旅行なら格安SIMの海外ローミングが手軽でおすすめです。荷物が増えず、充電の手間もない。一方、複数人で旅行する場合や長期滞在の場合は、ポケットWi-Fiのほうがコストパフォーマンスがよくなることもあります。
Q. 海外で電話番号は変わる?
格安SIMの海外ローミングを使う場合、日本の電話番号をそのまま使える。eSIMや現地SIMの場合は別の番号が割り当てられるが、データ通信専用のeSIMなら電話番号自体が付与されないこともあります。
Q. 飛行機の中でもデータ通信は使える?
一部の航空会社では機内Wi-Fiサービスを提供しているが、格安SIMの海外ローミングとは別のサービスです。搭乗前にスマホを機内モードに切り替え、着陸後にデータローミングをオンにしましょう。
まとめ
格安SIMの海外利用は、サービスごとに対応エリア・データ容量・料金体系が大きく異なります。渡航先と滞在日数に合わせて最適なプランを選ぶことが重要です。
2週間以内の短期旅行ならahamoが追加料金なしで20GB使えるため、最も手軽な選択肢といえます。データ使用量が少なければ楽天モバイルの2GB無料枠でも十分です。必要な分だけ購入したい場合はpovoのトッピング制が便利で、対応エリアの広さを重視するならUQモバイルの世界データ定額がおすすめです。
渡航前には対応エリアの確認、データローミング設定のチェック、必要に応じてeSIMの準備を忘れずに行おう。事前の準備さえしっかりしておけば、海外でも快適にスマホを活用できます。
参考:総務省 情報通信白書

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