スマホの機種変更をしたいけれど、「やり方がよくわからない」「難しそうで不安」と感じている方は多いのではないでしょうか。実際、機種変更の手続き自体はそれほど複雑ではありません。
機種変更は大きく分けて「事前準備」「手続き・購入」「データ移行・初期設定」の3ステップで完了します。この流れを把握しておけば、初めての方でもスムーズに進められます。
この記事では、店舗での機種変更とオンラインでの機種変更、それぞれの手順を具体的に解説します。さらに、つまずきやすいポイントや注意点もあわせてお伝えしますので、これから機種変更を予定している方はぜひ参考にしてください。

機種変更の前にやるべき事前準備
手続きをスムーズに進めるために、以下の準備をしておきましょう。事前準備をしっかりやっておくことで、当日の手続き時間を大幅に短縮できます。
データのバックアップを取る
写真・動画・連絡先・メモなど、大切なデータは必ずバックアップしてください。万が一データ移行に失敗しても、バックアップがあれば復元できます。
iPhoneの場合はiCloudバックアップ、Androidの場合はGoogleアカウントによる自動バックアップが最も手軽です。Wi-Fi環境で「設定」からバックアップを実行するだけで完了します。
アカウントの引き継ぎ設定をする
以下のアプリは、機種変更前に引き継ぎ設定が必要です。
- LINE:「設定→アカウント引き継ぎ」をオンにする(36時間以内に新端末で引き継ぎ)
- ゲームアプリ:アプリ内でデータ引き継ぎコードを発行する
- 二段階認証アプリ:Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorのアカウント移行設定をする
- 電子マネー:モバイルSuicaやiDなどの残高移行手続きをする
LINEのトーク履歴はバックアップを取っていないと新しいスマホに引き継げません。引き継ぎ前に必ず「トーク履歴のバックアップ」を実行しましょう。
必要な書類を準備する
店舗で機種変更する場合は、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)と現在使用中のスマホを持っていきましょう。オンラインの場合は、本人確認書類の画像アップロードが必要です。
新しい機種を決めておく
店頭で迷うと時間がかかります。事前に各キャリアのオンラインショップで価格やスペックを比較し、候補を2〜3機種に絞っておくのがおすすめです。価格.comのスマホ比較ページも参考になります。
店舗での機種変更手順
キャリアショップや家電量販店で機種変更する場合の手順を説明します。
ステップ1:来店予約をする
最近のキャリアショップは予約制が主流です。各キャリアの公式サイトやアプリから来店予約をしておきましょう。予約なしだと待ち時間が1〜2時間以上になることもあります。
ステップ2:機種の選択と料金プランの確認
スタッフと一緒に機種を選び、料金プランの見直しも行います。不要なオプションサービスに加入させられないよう、事前に自分の希望する機種とプランを決めておくことが重要です。
ステップ3:契約手続き
本人確認書類を提示し、契約内容の確認・署名を行います。端末の分割払いを利用する場合は、審査が入ることもあります。手続きにかかる時間は30分〜1時間程度です。
ステップ4:データ移行と初期設定
スタッフがある程度のサポートをしてくれますが、すべてのアプリのデータ移行まではサポート対象外の場合が多いです。基本的なデータ移行(電話帳・写真など)は店舗で、細かいアプリの設定は自宅で行う形になります。

オンラインでの機種変更手順
オンラインショップを利用すれば、自宅にいながら機種変更が完了します。事務手数料が無料になるキャリアが多く、店舗よりお得に機種変更できるのが最大のメリットです。
ステップ1:オンラインショップにログイン
各キャリアのオンラインショップにアクセスし、自分のアカウントでログインします。ドコモなら「ドコモオンラインショップ」、auなら「au Online Shop」、ソフトバンクなら「ソフトバンクオンラインショップ」です。
ステップ2:機種を選択して注文
希望の機種・カラー・容量を選び、料金プランやオプションを選択します。支払い方法(一括・分割・残価設定型)も指定し、配送先住所を入力して注文を確定します。
ステップ3:端末を受け取る
注文から2〜3日程度で自宅に届きます。受け取り後、同梱されている手順書に従ってSIMカードの挿し替え(またはeSIMの設定)と開通手続きを行います。
ステップ4:データ移行を実行
古いスマホと新しいスマホを並べて、データ移行を実行します。iPhoneなら「クイックスタート」、Androidなら「ケーブル接続によるデータ転送」が最も簡単な方法です。
・24時間いつでも手続き可能
・事務手数料が無料のケースが多い
・頭金(店舗独自の上乗せ金額)がかからない
・待ち時間ゼロ
iPhone同士の機種変更(クイックスタート)
iPhoneからiPhoneへの機種変更は「クイックスタート」を使えば非常に簡単です。
新しいiPhoneの電源を入れ、古いiPhoneの近くに置くと、自動的にクイックスタートの画面が表示されます。画面の指示に従って操作するだけで、アプリ・写真・設定などほぼすべてのデータを丸ごと移行できます。所要時間はデータ量にもよりますが、30分〜1時間程度です。
クイックスタートの詳しい手順はAppleの公式サポートページで確認できます。
Android同士の機種変更
Androidの場合は、Googleアカウントを利用した復元が基本です。初期設定時にGoogleアカウントにログインすると、連絡先・カレンダー・アプリの一覧が自動的に復元されます。
さらに、USB-CケーブルやWi-Fiを使った直接転送にも対応しているメーカーが増えています。Samsung Smart SwitchやPixelのデータ転送機能など、メーカー独自のツールを活用すると、写真やアプリデータも含めてスムーズに移行できます。
iPhoneからAndroid(またはその逆)への機種変更
異なるOS間での機種変更は、同一OS間よりも手間がかかります。基本的にアプリデータの直接移行はできないため、以下の方法で個別に対応する必要があります。
- 写真・動画:Googleフォトにアップロードしておく
- 連絡先:Googleアカウントまたはvcard形式でエクスポート
- LINE:アカウント引き継ぎ設定をしてから移行(トーク履歴は一部制限あり)
- 音楽:サブスクリプションサービスならアカウントでログインするだけ
Googleの公式ヘルプ(support.google.com・サイト終了)では、iPhoneからAndroidへの乗り換え手順が詳しく解説されています。

機種変更でよくある失敗と対策
LINEのトーク履歴が消えた
最も多い失敗がLINEのトーク履歴の消失です。引き継ぎ前にトーク履歴のバックアップを取っておくことで防げます。iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleドライブにバックアップされます。
二段階認証でログインできなくなった
Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorを使っている場合、旧端末でアカウントのエクスポートを忘れると、新端末でログインできなくなるケースがあります。機種変更前に認証アプリのアカウント移行を必ず行いましょう。
電子マネーの残高が消えた
モバイルSuicaやiDなどの電子マネーは、旧端末で削除(サーバーに預ける)手続きを行ってから新端末で再設定する必要があります。旧端末をリセットする前に必ず処理しましょう。
・LINEのトーク履歴バックアップ済みか
・二段階認証アプリの移行は完了したか
・電子マネーの残高移行は済んだか
・ゲームアプリの引き継ぎコードは発行したか

まとめ:手順を押さえれば機種変更は怖くない
スマホの機種変更は、事前準備さえしっかりしておけば難しいことはありません。データのバックアップ、アカウントの引き継ぎ設定、必要書類の準備。この3つを済ませておけば、当日の手続きはスムーズに進みます。
オンラインショップを活用すれば事務手数料の節約にもなりますので、ぜひ検討してみてください。この記事の手順を参考に、安心して機種変更を進めましょう。
※記事執筆時点での情報です。最新の手順は各キャリアの公式サイトでご確認ください。
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